離婚後は一日足らずとも休む暇なし

小学校低学年で離婚してからというものの、休む暇がないのは承知でした。

父親の役目をすべて自分がしなくてはなりません。小学校のときは、なんとか乗り越えました。

しかし、中学生になって息子が部活をはじめてから、とてつもなく過酷な生活がスタートしたのです。

あの家は父親がいないから。なんて絶対言わせたくない思いが強かったです。父親の役目をもちろんしなくてはなりません。

息子にひけ目があるために、ぜんぜん手抜きをしようと思えませんでした。

週末は、部活で朝早くからの遠征は当たり前。父親がどこの家庭でも野球部の遠征では車を運転してくれるのですが、うちは違います。

もちろん、遠かろうが朝早かろうが、いつだって参加します。そして、どこまででも、着いていきます。

いつでも、私の自家用車を出し、私自身が運転します。朝早かろうが寝不足だろうが、まったく関係ありません。

息子に不憫な思いを絶対させたくない。ただただこの思いで、毎週末、遠征には必ず車を出し、皆勤賞。そして、遠征先では球拾いをしました。

もちろん、女を捨てて、日焼けで真っ黒でした。気にする余裕もまったくありませんでした。

平日、自分の職場に勤務しているほうが、よっぽど気が楽だったように思います。

でも、すべては自己責任で息子に迷惑をかけているのです。シングルということで、不憫な思いをたくさんさせていることに違いはありません。

父親がいないということが、子供にとってどんだけ大変な思いをするか、苦労をするか、それは息子にしかわからないと思っていましたからね。

私自身、両親に恵まれて育っているので息子に対して、よけいに、ひけ目を感じたり、申し訳ないという思いが強いです。

でも、ただただ誰にも頼れないので、やるしかないのです。今現在も息子は中学生ですが、息子のためになることなら寝る間も惜しんで行動するつもりです。